「大掃除」でチェックしたい“平成の汚れ”がたまるポイント3
「大掃除は年末にするものと思い込んでいませんか?でも実は、年度末に当たる春先のほうが大掃除のメリットは断然大きいんです。たまった不用品の処分、汚れの落としやすさなどを考えると、大掃除にもっとも適した季節は春といえます」
こう話すのは、All About家事・掃除・子育てガイドの藤原千秋さん。年末は時間が足りず十分な大掃除ができなかったり、インフルエンザで寝込んで掃除どころではなかった、なんて人も多いはず。そんな人にとって、春は気になっていた汚れを一掃するチャンスといえそうだ。
「さらに今年は平成最後という節目の年。家の中を総ざらいして、気持ちを新たにする絶好の機会となるでしょう」
春の大掃除で重点的に攻めたいのは、毎年の大掃除の“積み残し”ポイント。「高いところ」「水回り」「家の外」の3つだ。平成にたまった汚れを徹底的に掃除しよう。
■「高いところ」
家の中の高い場所といえば、天袋、エアコン、カーテンレール、照明器具の上。これらの場所には大掃除で「見て見ぬふり」してきたホコリが積もりがち。また天袋など奥行きがある収納には、使わなくなって久しい思い出の品や、独立した子どもの持ち物などが眠っていることが多いので、捨てるものの分別を。