くらし情報『荻原博子教える「親族で裁判も…親族で墓じまいにかかるお金」』

2019年3月22日 16:00

荻原博子教える「親族で裁判も…親族で墓じまいにかかるお金」

荻原博子教える「親族で裁判も…親族で墓じまいにかかるお金」


春のお彼岸。お墓参りに行く人も多いことだろう。だが、お墓が遠方でお参りに行けない人や、お墓の後継ぎがいないと悩んでいる人など、古いお墓を取り壊して「墓じまい」をしたいと考えている人が増えている。そんな墓じまいについて、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。

墓じまいの件数は5年前から約3割増え、’17年度初めて10万件を超えました(’18年・厚生労働省)。ただ、墓じまいは高額な離壇料を請求されたなど、ひどいケースが注目されがちです。実際の費用は、どれくらいなのでしょうか。

墓じまいは、墓地を更地に戻さねばなりません。
そのため、古いお墓の撤去費用が必要です。お墓の広さ、立地条件などによりますが、平均20~30万円です。また、お墓を壊す前に執り行うのが閉眼供養。このとき、菩提寺に払うお布施などが、いわゆる離壇料です。3万~10万円だと良心的ですが、もっと高額な場合も。

そして、取り出したお骨は、どこかに納めねばなりません。お墓参りがしやすいように、身近な場所に新しいお墓をたてる方もいるでしょう。一般的な石墓だと、200万円ほどかかるようですが、納骨堂のような室内墓だともう少しお手ごろ価格です。

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