2019年3月28日 20:48
ひこにゃん活動危機に悲鳴…活動13年目、売り上げは10億円
ご当地キャラクター「ひこにゃん」が4月からしばらく休業を余儀なくされる可能性が出てきたという。
3月27日に各メディアが報じたところによると、滋賀県彦根市で予算をめぐって市長と市議会が対立。新年度予算案が否決され、暫定で組んだ予算案にひこにゃんに関する事業費が盛り込まれなかったという。そのため、来月からひこにゃんの登場する機会が少なくなるかもしれないというのだ。
「ひこにゃんは06年4月、彦根城築城400年祭をキッカケに誕生しました。当時はまだまだ知名度がなく、イベントをひらいても素通りされることばかり。しかし、くまモンを筆頭に“ゆるキャラブーム”が起こりました。さらに年中無休で彦根城を中心に毎日パフォーマンスすることで、“いつでも会えるゆるキャラ”となったことも功を奏しました。
グッズの売り上げは1年で10億近いともいわれ、彦根市に与えた経済効果は計り知れません」(全国紙記者)
活動歴13年目のひこにゃん。海外進出にも積極的で、中国やアメリカといった国々に進出してきた。さらに10年にフランスで開催されたJAPAN EXPOでは、“日本の自治体キャラクターNo.1”を決める人気投票で見事1位を獲得。