2019年4月14日 11:00
藤川太「消費税増税分は光熱費見直し、フリマ活用で乗り切れ!」
世論調査によると「消費税増税に伴う家計支出の見直し」を考えている人の節約項目で、最も多かったのは「食費」だった。だが“お金のプロ”は、「もっと削るべきところがある」と――。
時事通信が実施した「生活のゆとりに関する調査」が3月に発表された。注目すべきは、家計を管理することが多い女性の65.5%が、消費税増税によって支出を見直す必要を感じていること。
「家計を見直す場合、どのような支出に影響があるのか、幅広い層に調査(複数回答)しました。59.4%ともっとも多くの人が節約対象としたのは食費で、外食、旅行などの娯楽費(39.5%)、水道光熱費(37.6%)と続きました」(時事通信世論調査担当者)
そして、生活に直結する「日用雑貨の購入費」「衣料品や宝飾品の購入費」などを対象にしている人も多かったことがわかった。
「日々の家系相談を受ける中で感じるのは、せっかくガス、電気が自由化されたのに、多くの人が各社の料金プランやセット割を、比較検討していないことです」
そう話すのは、「家計の見直し相談センター」相談員で、ファイナンシャルプランナーの藤川太さん(50)。
「まずは過去1カ月、1年分の電気料金とガス料金をチェックしましょう。