くらし情報『高良健吾 熊本地震から3年「地元の人は明るくカッコつける」』

2019年4月15日 06:00

高良健吾 熊本地震から3年「地元の人は明るくカッコつける」

高良健吾 熊本地震から3年「地元の人は明るくカッコつける」


「とりあえず演じて見せるのが俳優の仕事。監督に『全然違う、何してきたんだ!』と言われるのを恐れずにやってみることが、いちばん大切なことじゃないですかね」

静かだが熱を帯びた口調でそう語るのは、高良健吾(31)。現在の邦画界を牽引する監督たちがこぞって起用する、若手俳優の筆頭株だ。彼が今回タッグを組むのは84歳の巨匠、中島貞夫。20年ぶりの監督長編作『多十郎殉愛記』(4月12日よりロードショー)は、幕末の京都を舞台に、脱藩浪人・多十郎と小料理屋の女将・おとよとの命がけの純愛を描いた時代活劇。

高良演じる多十郎は、親の借金から逃れるため浪人となり、その日暮らしをしつつ彼に思いを寄せるおとよにも本心を打ち明けない。

「この時代を生きている男って自分の生き方にちゃんとカッコつけているんですよね。だから多十郎もカッコよく、粋でなきゃいけないということは意識していました」(高良・以下同)

カッコよさとは「思いを秘めること」だと高良は言う。
クライマックスでは、多部未華子演じるおとよを守るため、多十郎のためにためた思いがあふれ出すちゃんばらシーンが、30分にわたり展開する。

「殺陣って数あるパターンの組み合わせで、きれいに見せるならいくらでもできると思うんです。

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