くらし情報『亡くなった愛猫を宇宙へ……飼い主が計画する壮大な弔い』

2019年4月26日 17:33

亡くなった愛猫を宇宙へ……飼い主が計画する壮大な弔い

亡くなった愛猫を宇宙へ……飼い主が計画する壮大な弔い


樹木葬や海への散骨、手元供養など、お墓のあり方が多様化している昨今、ペットの弔い方にも様々な選択肢が登場しているようだ。

今年1月に愛猫「ピカチュウ」を糖尿病の合併症で失ったスティーヴ・ムントさん。SPACE.COMによると、宇宙ファンのムントさんはピカチュウの遺灰を地球の周回軌道に打ち上げることを計画しているという。

ペットの宇宙葬ビジネスを手がけるテキサス州ヒューストンのセレスティス社は、「地球軌道」と題したプランを2014年から提供している。価格は4,995ドル(約55万8,000円)からで、ムントさんは、クラウドファンディングサイトで募った資金と自身の貯金を合わせて既に契約書にサイン。これまでに同社は二頭の犬の遺灰を宇宙に送ったが、猫の依頼はこれまでになかったという。ムントさんは、「ピカチュウは、今までどんな猫も経験したことのないような方法で送り出されるのです。彼の心の一部は地球の軌道まで旅し、地球を見守ってくれるでしょう。
ピカチュウが最初の猫となり、宇宙探検家として語り継がれていってほしい」と語る。

ピカチュウの遺灰は、今後18カ月以内に打ち上げられる人工衛星に副次的な貨物として搭載される。

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