岡村孝子が公表した白血病 風邪だと誤認し発見遅れるケースも
現在は無菌室で闘病を続けているという岡村。
「岡村さんは『だるいし、動悸がする……』と語っていたそうです。そこで今月中旬に検査を受けたところ、白血病が発覚。急きょ、入院することになりました」(スポーツ紙記者)
4月22日、公式サイトで岡村孝子(57)が急性白血病のため長期治療に入ると発表された。2月には、競泳女子の池江璃花子選手(18)が白血病を公表。疲れが抜けにくいなど、病気の予兆があったと伝えられていた。岡村も最近、そうした体調不良を周囲に訴えていたという。
彼女のインスタグラムにはファンから約1千件の激励や心配の声が寄せられているが、具体的な闘病の様子はまだ伝えられていない。急性白血病に詳しい「江戸川病院」腫瘍血液内科の明星智洋副部長はこう語る。
「当初、岡村さんは貧血の症状と熱もあったはずです。風邪だと誤認して毎回違う病院で薬を処方してもらい、いつまでも治らない。そうしているうちに発見が遅れるケースも少なくありません。岡村さんの白血病がリンパ性なのか骨髄性なのかは発表されていませんでしたが、急性白血病は命にかかわる問題。早急に治療を開始する必要があります」
明星氏によるとリンパ性なら6~7種類の抗がん剤を6週間、骨髄性なら2種類の抗がん剤を4週間ほど投与。そこで最初の治療である寛解導入療法は一区切りとなるという。
「そこから新しい白血球が育つのを2週間ほど待ち、次のステップである地固め療法へ移行します。検出できないほど小さながん細胞を治療で徹底的にたたき、より寛解を目指すというもの。
この段階で思うような結果が出なければ寛解導入療法を再開しつつ、移植ドナーを探すことになるでしょう。つまり根気強い治療が必要となってくるということです」(明星氏)
現在は無菌室内での治療に励んでいるという岡村。岡村の公式サイトには、スタッフ一同としてこんな言葉がつづられている。
《岡村孝子はまた皆様の前に必ず元気な姿で戻って参りますので、どうか温かく見守っていただけますようお願い申し上げます》
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