2019年5月10日 06:00
数秘術研究家・中井耀香さん語る「令和」の金運サイクル
「令和は、経済的な価値観が大きく変わる時代になるでしょう。経済は活性化しますが、今までのお金の稼ぎ方、守り方にこだわっている人は取り残されていくことになりそうです。ですが、時代の変わり目は自らの運気を上げるチャンスでもあります」
こう語るのは、古神道数秘術研究家の中井耀香さん。中井さんによると、令和は平成の延長ではなく、まったく異なる時代になるという。
「古神道数秘術を研究してきて、和暦には2つのサイクルがあることがわかりました。令和が属するのは、明治、昭和と同じ『9』のサイクル。いっぽう、平成が属するのは大正と同じ『10』のサイクルです」
古神道数秘術には、数霊という考え方がある。数字は人物や物事の本質を表すと考え、たとえば個人の運勢は、名前の画数や生年月日によって決まる「生命数」という数で占うことができる。
和暦もまた、この数霊のサイクルによって支配されているという。
「奇数の9と陽数の10は、陰と陽であり、これが元号ごとに入れ替わりながら日本の歴史は続いています。9のサイクルのときは、戦争が多いものの経済活動が活発になり、物事の価値観に大きな変化がもたらされる。実際、昭和は第二次世界大戦による敗戦で苦しみましたが、戦後、高度経済成長期に国の経済は大発展しました。