くらし情報『高橋里華に学ぶ「義父母の介護」夫とは“本音で話す”が大事』

2019年6月7日 06:00

高橋里華に学ぶ「義父母の介護」夫とは“本音で話す”が大事

「最近は夫の口から『どうだった?』と、思いやりの言葉が自然と出てきます。入院などになると費用もかさむので、夫には主に家計を担当してもらっています」

また、介護を担ううえで里華さんの助けになっているのが、5歳と3年生になる娘たちだ。

「じぃじのために絵を描いたり、歌を歌ったり。じぃじからは戦争中のお話を聴いて自由研究にしたり。おかげで娘たちは家族以外のお年寄りにも、優しくできる子に育っていると思います」

じぃじの介護ベッドを設置する1階の居室には、娘たちのジャングルジムもある。

「娘の友達が来たときもここで遊んでいてくれて、にぎやかに過ごせています」

いま里華さんはフラダンスチーム「ラウレア・ラニ」のリーダーとしてチャリティイベントで踊るなど、自分が活動する時間を持つこともできている。公的介護サービスは、週に2度の入浴介助と週1で訪問看護を利用。施設への入所を話し合った時期もあったが、いまはこうしているのが家族みんなの幸せ。
試行錯誤の末、いまのスタイルができたのだ。

「わが家はこのままで行こうということになりました。入所したほうがいい方もいるし、心身の状態や性格によっても、使える介護サービスもそれぞれ異なると思うので」

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