2019年6月7日 11:00
中村倫也『アラジン』で「ニヤニヤしながら歌っていました」
「アラジンに決まったとき、僕のようなプリンス感のない男で本当にいいのか?と信じられませんでした(笑)」
そう語るのは、話題の実写映画『アラジン』(6月7日全国公開)のプレミアム吹替版でアラジンの声を担当した中村倫也(32)。本作出演はオーディションで決まったという。
「ふだんの役者の仕事とは別ものでした。人の芝居に声を当てるというのは、自分の芝居のリズムと違いますし、外国語に日本語を乗せるのも本当に難しかったです」
吹き替えに初挑戦した感想は?
「とても刺激になりました。30歳を過ぎると、初体験できることがだんだん減っていく。今回は一つひとつが勉強でしたし、楽しかったです。チャンスがあれば、ぜひ、またやりたいと思います。始まる前はワクワクした気持ちと同じくらいの不安がありました。
でも、どんな仕事でも同じで、背負うものが大きくなれば、そのぶんワクワクも大きくなりますね」
劇中、名曲『ホール・ニュー・ワールド』を歌唱する場面も。
「歌う前からワクワクしましたし、自然とニヤニヤしながら歌っていました(笑)。楽曲に乗りながら、シーンの意味合いをしっかり作れるように意識していました」