ヒール強制反対のKuTooが話題 女性マナーはどうあるべきか
いま、職場でのパンプスやヒールのある靴の強制をやめるように訴える運動「KuToo」が話題を呼んでいる。ことの発端は石川優実さんによる電子署名サイト・change.orgへの嘆願だった。
葬儀案内のアルバイトをしているという石川さんは「就業ルールとして、ヒールのあるパンプスを履くように定められています」と明かし、「パンプスやヒールは、人によっては外反母趾になる、足から血が出る、靴擦れ、腰に負担がくる、様々な健康被害を招きます。今よりももっと歳をとった時のことを考えても心配です」と主張。さらに“マナーだから”という理由でそれらを強いられることに違和感を覚えたとして、次のようにつづっている。
「全ての人が今よりももっと働きやすく、それによって職業選択の幅が狭まらず、無駄な負担のないような労働環境を目指すため、厚生労働省へ署名を提出し、会社へ性差によるハイヒールやパンプスの強制を禁止するように通達をしてもらうことを目的とします」
石川さんはこうした運動を「KuToo」と命名。署名を呼び掛けたところ、大反響となった。さらにTIME誌で取り上げられたこともあり、ついには1万8,000人以上の署名が集まった。