『いだてん』でKuToo? 金栗の台詞にクドカンの願い
6月9日放送のNHK大河ドラマ『いだてん』が《まさにKuTooと同じ》と話題になっている。
第22回「ヴィーナスの誕生」では、高等女学校の教員である金栗四三(中村勘九郎・37)が女学生たちに陸上を熱血指導。女子陸上大会を開催することに。
大会当日、金栗の教え子の村田富江(黒島結菜・22)は、スパイクがきつかったため靴下を脱いで出場。3種目で優勝した。しかし、この行動が波紋を呼び、富江の父(板尾創路・55)が学校に乗り込み猛抗議。「おなごが人前で脚を丸出しにするなんて、もう嫁には行けんぞ!」と怒鳴り散らした。
すると、金栗はこう反論する。
「おなごが脚ば出して何が悪かね!男子がよくて、女子が悪か理由ばお聞かせ願いたい!」
富江の父は「好奇の目にさらされるからだ、娘の体が!」と返すが、金栗は「そりゃ男が悪か!女子には何の非もなか!男が目隠しばしたらどぎゃんですか?」と言い返した。
この場面に、Twitter上では《四三…よくぞ言った》《本当にその通り》と賛同の声が上がった。さらには、パンプスやハイヒールの強制に反対するキャンペーン「KuToo」を想起したというツイートも。
《いだてんの女子スポーツにおける社会通念との戦い、まさに KuToo と同じなのでは?》
《露出する女性が悪いのでなくそこにいやらしさを見出す男の問題と言い切り、女らしさは男が決めるもの、未だ蔓延する偏見と蒙昧を正面からすっぱり切り、教師と生徒の絆に高め、履くのも脱ぐのも自分が決めるとKuTooの前に!宮藤官九郎の才能に感涙》
《我々は戦いたいんじゃないんだ、ただ自由でありたいんだ。足を縛る靴下を、ハイヒールを脱ぎ捨てて、男とか女とかじゃなく自分を生きたいんだ。すべての男女にいだてん観て欲しい…これが答えだよ》
6月3日にはパンプス強制に反対する署名1万8,856筆が厚生労働省に提出されたばかり。宮藤官九郎の脚本が偶然にも「KuToo」とシンクロした格好となったが、「KuToo」が持つメッセージの普遍性を示したともいえるだろう。
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