土屋太鳳・姉の炎伽さん“本業”のアメフトチアは世界一過酷
「土屋太鳳さんといえば、高校時代はダンス部に所属し、日本女子体育大学では舞踊学を専攻していました。’16年10月の『オールスター感謝祭』(TBS系)では、『赤坂5丁目ミニマラソン』を激走。女子部門のトップでゴールし、直後に酸欠で倒れ込むなど、芸能界きってのアスリートとして知られています」(芸能記者)
じつはこの太鳳の運動神経は姉譲りなのかもしれない――。6月3日、ミスコンテスト「2019ミス・ジャパン」東京代表に会社員の土屋炎伽(ほのか)さん(26)が輝いた。女優の土屋太鳳(24)の姉としても話題になっているが、もう一つの注目されているのがアメリカンフットボールチームのチアリーダーという顔だ。
炎伽さんは明治大学チアリーディング部を経て、富士通チアリーダー部フロンティアレッツに所属している。フロンティアレッツは、Xリーグ(日本のアメフトトップリーグ)に所属する富士通フロンティアーズの応援を担当するチアリーダーチームだ。
「富士通フロンティアーズは、アメフト日本一を決めるRice Bowlを3連覇中の超強豪チームです。
多くの日本代表選手が在籍し、複数の米国人選手が要所のポジションを務めるなど、日本史上最強のアメフトチームと言っていい。その応援を担当するフロンティアレッツも超名門。オーディションで選抜された18人のチアリーダーが所属していて、そのパフォーマンスの華やかさはアメフト界随一と言っても過言ではありません」(Xリーグ関係者)
じつはアメフトにおいて、選手以上に過酷といえるのがチアリーダーなのだという。
「アメフトは、基本的にどんな天候でも試合は強行されます。炎天下や大雨はもちろん、雪の中での試合も珍しくありません。といっても、アメフトは選手交代の回数に制限はありませんし、攻守で選手がすべて入れ替わるのが普通ですから、同じ選手がずっと試合に出場し続けているわけではない。しかし、チアリーダーは常にサイドラインに立ち、応援しなければならないのです」(前出・Xリーグ関係者)
アメフトは4回の攻撃で10ヤード進めば、また4回の攻撃権が与えられるダウン制の競技。1回の攻撃が終わると、40秒以内に次の攻撃を開始しなければならないのだが、選手たちはこの間に休み、次の作戦が伝達される。
一方、チアリーダーはその間、観客の熱を冷まさないために、全力で応援パフォーマンスをしなければならない。
「前後半の間の15分のハーフタイム中も、観客の前でパフォーマンスをします。およそ2時間~2時間半の試合中、休める時間はほぼありません。夏場は熱中症や脱水症状、冬場は低体温症……観客から見えないベンチの裏でぐったりしているチアリーダーを見かけることはよくあります。それでも、絶対に観客には辛そうな顔は見せない。必ず笑顔なんです」(前出・Xリーグ関係者)
’15年にフロンティアレッツに加入した炎伽さん。そんな過酷なアメフトのチアリーダーを、名門チームで、すでに4年つとめあげている。
「あの美貌ですし、土屋太鳳さんの姉ということもあって、アメフトファンの間ですでに有名な存在。
でも、本人はそれを鼻にかけるような様子もなく、あくまでもチームの一員として他のメンバーと同じように試合を盛り上げています。本人はチアを続けるつもりのようですので、今年の秋シーズンも、試合会場になる川崎球場や東京ドームで観ることができるかもしれません」(前出・Xリーグ関係者)
いつも可憐で溌剌――。土屋姉妹から目が離せない。
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