米バーガーチェーン 介助犬連れた少年の入店を拒否し炎上
米国の人気バーガーチェーン「スマッシュバーガー」が、介助犬を連れた家族を追い出して非難を浴びている。ラスベガスのローカル局KTNVがこのことを報じている。
ラスベガスに住むムーンさん一家は、近所のスマッシュバーガーへ食事に出かけた。1型糖尿病を患う9歳の長男は、いつものように介助犬のメディックを連れていた。メディックは、少年の血糖値が基準値を下回るとそれを報せるよう訓練されている。
注文を終えたところに、その店舗の責任者だという女性がやってきて「犬を連れていますね。うちはペット連れはお断りしているんです。外で食べてもらえますか」と告げてきた。
ムーンさんは、メディックは介助犬であり、アメリカの障害者法では介助犬のレストランへの同行は認められているはずだと説明したが、責任者は聞く耳をもたず、家族の注文を一方的にキャンセルして店から追い出したという。
「とても困惑しました。他のお客はまるで私たちの方が騒ぎを起こしたかのような視線を向けてきて……」とムーンさんはKTNVに語る。
ラスベガスの介助犬トレーナー、ダニエル・ハーターさんによると、こういったことは残念ながら頻繁に起こっているのだという。