「舞台になった八丈島は、自然が豊かで、帰りたくなくなるくらい素敵な場所!ホテルの部屋の窓からジャージー牛が見えて、まるで自分のペットみたいでした」
そう話すのは、映画『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開)の撮影を振り返る篠原涼子(45)。本作は大人気ブログから生まれたエッセイが原作。八丈島で暮らすシングルマザーのかおり(篠原)は、反抗期を迎えた高校生の次女・双葉(芳根京子)への逆襲として、一風変わったキャラ弁を毎日作り始める。
篠原自身も、小学5年生と2年生の息子を持つ母。そこで、子どもの反抗期やお弁当にまつわるエピソードを聞いてみた。
――篠原家のお弁当定番メニューは?
「困ったときはオムライスですね。息子からのリクエストでカレーを入れるときもあります。ルーの上にご飯を敷き詰めるんですけど、お米しか入ってないように見えるから、“じゃじゃーん”って周りの友達を驚かせるのが楽しいみたい。
キャラ弁に挑戦したこともありますよ。息子には“あんまり似てないね”って言われちゃいましたけど(笑)」
――お弁当にまつわる思い出を教えて!
「私が小学3年生のときかな?おばあちゃんが作ってくれたお弁当を、開けた瞬間すぐに閉めたことがあります。