大野拓朗語る女装役の苦労「爪のケアにムダ毛処理…」
「実は、10年前から原作のマンガを知っていて、いつかやりたいと思っていた作品でした。だから、このお話をいただいたときは、“こんな奇跡があるのか!”と感動して……」
そう語るのは、放送中のドラマ『ベビーシッター・ギン!』(NHK-BSプレミアム・日曜22時~)で主演を務める大野拓朗(30)。『はいからさんが通る』『あさきゆめみし』などで知られる人気漫画家・大和和紀の同名マンガのTVドラマ化。「この作品と不思議な巡り合わせを感じる」と話す大野は、あふれる母性愛で、さまざまな家庭の子育ての問題を解決していく、最強のベビーシッター・ギンを演じている。
「もともとは僕を芸能界に導いてくれたマネジャーが、“いつか拓朗でこの作品をやる”って言っていたんです。理由はわかりません。ただ、マンガを読んだら、クスッと笑えるところがありつつ、感動もあって、すごくおもしろい作品だと思ったことを覚えています。今回、初めてギンさんと向き合って、ただ単にスーパーマンのような側面があるだけでなはなく、人間味にあふれたところが魅力的だなあと思いました。
ギンさんの喜怒哀楽をより魅力的に、よりおもしろく見えるようなものにしたいと思いながら演じています」