決して成金主義ではない「億女コミュニティ」はどんな世界?
「みなさんそれぞれのスタイルを確立しているのですが、基本的な価値観はズレていないためか、遊んでいても楽しく、お金の話をしていても信頼できるのだと思います」
そう話すのは、社会に出たころの貯金はゼロながら、いまや約5億円の資産を有する“億女”の熊谷和海さん(48)。不動産投資とコンサルタント業のほかに、現在、彼女が主宰するサロンや講演を行うセミナーも大人気。
熊谷さんは、ともに学び、遊び、情報を共有し合う、いわば「億女コミュニティ」の絆を持っているという。集まるのは、会社員から専門職、起業家などそれぞれの本業を持ちながら、投資によって資産を増やしている女性たちだという。
彼女たちに共通する“億女のルール”を、熊谷さんの話から探っていこう。
【1】成金主義ではなく、自分のイメージを一貫する
「女性起業家のYさんは、同じスーツを3着所有しています。一定のイメージをキープすることで、自分を多くの人に覚えてもらいやすくしているそうです。貴金属も、見るからに高そうな貴金属は身につけないけれど、自分に合った本物は身につける。
ほかのみなさんも、身なりを整えることには非常にこだわっています。