「億女」がお金に愛される理由は“臨時収入の管理能力”にアリ!
社会に出たころの貯金はゼロながら、億単位の資産を持つまでに至った女性たちがいる。そんな“億女”がお金に愛される理由は何なのか。
「年収が2,000~3,000万円あったとしても誰しもが億女になれるとは限りません」
こう話すのは数千人の家計相談に乗ってきたファイナンシャルプランナーの北見久美子さん。北見さんによると“億女”が実践していることは、一般家庭の資産を増やす道にも通じるという。そこで家計に取り入れた“億女の極意”を北見さんが解説してくれた。
■収入が増えても、同時に支出を増やさない
「収入が高くなるとどうしても消費に走り、交際費や被服費などの支出も増えるので、堅実な生活をするのは難しく、意外とお金が貯まりません。そんななかで億女の方は資産を貯め、防衛する術に長けた人たちなのでしょう」(北見さん・以下同)
北見さんのクライアントに、専門性の高い翻訳で高収入を得ていた人がいる。
「使う暇がないほど忙しく、これも貯める秘訣です。
お宅にうかがうと生活は質素で、趣味はソフトボール。そんな堅実な方だから『億』に近い資産を築きました」
■よからぬ勧誘にはキッパリ「ノー」を言う
一方、危険な不動産投資に手を出し破綻してしまう人も。