菅田将暉が次に目指すもの「柳楽くんと三角関係やりたい」
(撮影:荒木勇人)
「“美しいものを測りたくなる”っていうのはすごくわかります。自分が興味を惹かれたものを、とことん知り尽くしたいっていうのは僕も同じ。その熱量と好奇心に共感できました」
映画『アルキメデスの大戦』(7月26日公開)で演じた天才数学者・櫂直(かい・ただし)との共通点を語った菅田将暉(26)。一方、自分と違う部分については「圧倒的に頭脳じゃないですかね」と笑う。
しかし、歌手やラジオパーソナリティをはじめ、いくつもの顔を持つ菅田は、やはり好奇心の強さでは、櫂にも引けを取らないはずだ。
「いろんなことに興味があるんです。だから“やっていいよ”って言われたらやる。ほとんど全部ダメ元ですけど。
でもまあ、ダメだったらダメでもいいし。怖いからって、挑戦しないのがいちばんイヤ。いつもとりあえずやってみて、そこからどうしようって感じです。だから後悔することもありますけど(笑)」
その好奇心はいまや、俳優の枠を超え始めている。今年大ヒットしたドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』に、菅田は企画段階から携わっていたというのだ。
「作品の“哲学”について、脚本家さんとプロデューサーさんと僕で共有できたからこそ、あそこまで影響力のあるドラマになったんだと思う。