2019年7月27日 11:00
「JAF」加入はムダ出費!「8~9年に1回しか使わない」と専門家
「いざ!」というときの心強い味方だと信じて、JAFの年会費4,000円をずっと払い続けてきたアナタ。でも、「いざ!」ってなったの、今から何年前のことですか?
「旅先で車のバッテリーが上がり、エンジンがかからなくなって、せっかくの旅行が台無しに……」
「車庫入れで失敗。コンクリート塀の角にタイヤを当てて、パンクさせてしまった!」
車には予期せぬ故障やトラブルはつきもの。そこで頼りになるのが、ロードサービスだ。代表格のJAF(日本自動車連盟)は’63年に誕生した組織。発足当時から右肩上がりに会員数を増やし続けるJAF。現在では約1,950万人(’18年度データ)の超巨大組織に成長した背景を、車とカー用品の研究室「LaBoon!!」を運営する鈴木朝臣さんに解説してもらうと――。
「免許を持っている人の4人に1人、車を所有する世帯の半分程度が加入している計算になるのですが、これは昔から“ロードサービス=JAF”というネームバリューがあるためでしょう。
シニア世代にとっては、“マイカー”を購入してJAFのステッカーを貼るのが、ある種のステータスでした。また、JAFの自動車販売店への影響も大きく、新たに車を購入したときに『1年間、無料で加入できます』と勧誘されることも。