50代カップル、交際約1年で破局…女性が考える「足かせ」とは
人生100年時代、折り返し地点を過ぎた50代は今も恋愛適齢期!?この世代ならではの出会いや進め方、そして知っておきたい恋愛のオキテを現役・経験者の赤裸々な告白から探ります。
■50代の恋愛実例「結婚も考えていたのに……娘には引かれ、彼も去っていきました。やはり50代には足かせが多すぎます」(E・Sさん/53歳/男女とも死別バツイチ/交際約1年で破局)
39歳のとき、夫をがんで亡くしました。幸い、経済的には不自由しませんでしたが、病弱な娘を育てるのに精いっぱいで、わき目もふらず過ごしてきました。ですが、娘が大学に入学したら、ふいに「このままひとりは寂しい、パートナーが欲しい」と思い立ち、“中高年の出会い”的なサイトに登録してみたのです。
そこで知り合った彼は、ともに配偶者を亡くし、シングルを貫いてきたという共通点があり、親密になるのに時間はかかりませんでした。お見合い結婚し、さらに結婚生活をほぼ夫の看病に費やしてきた私は、恋愛経験の乏しい自分にずっとコンプレックスを抱いていました。だから、ちょっぴりはしゃぎすぎてしまったのかもしれません。
SNSを始め、彼とのデート風景を発信したり、人気のカフェやタピオカショップの行列に並んだり……ようやく求めていた時間が訪れ、とにかく毎日が刺激的でした。