くらし情報『実の母娘が「二世帯同居」を成功させるコツ、絆強まるケースも』

実の母娘が「二世帯同居」を成功させるコツ、絆強まるケースも

実の母娘が「二世帯同居」を成功させるコツ、絆強まるケースも


「二世帯同居」と聞くと、恨み骨髄の「嫁姑バトル」や、肩身の狭い「マスオさん」を想像してしまう人が多いが、そんなイメージはもう古い!親世帯にも子世帯にもメリット満載。「二世帯同居」で失敗しないコツを読者の実例から学ぼう!

【ケース1】娘(43歳)× 母(75歳)の場合

「保育園に入れなかったら仕事に戻れない。とりあえず私の親と同居してもらえる?」

30歳で出産し、復職を目前に控えていたSさん(43)は、夫にこう告げた。当時住んでいた区で保育園に落ちてしまったのだ。

「二世帯住宅で両親と暮らしていた祖母が他界し、家の1階が空き家に。そこへ『あなたたちどう?』と声をかけてもらったので渡りに船だったんです」

夫は激しく抵抗したが、「小学校入学まで」という条件でしぶしぶ承諾。同居先の区で娘を保育園に入れることもできた。

復職後はSさんの仕事が深夜まで及ぶこともあり、お迎えは両親と夫のローテーションに。


「すると意外なことに、両親と夫の間にはいつの間にか強い絆が生まれてきたんです。きっと、3人だけに通じる育児の話題が多くなったからでしょう」

そんなSさんが、二世帯同居を円滑にするための注意点として挙げるのがお金の問題。

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