樹木希林さん映画は異例のヒットとなるか 著書は120万部突破
昨年9月に75歳で亡くなった女優の樹木希林さん。そのドキュメンタリー映画「樹木希林を生きる」が10月4日から公開されることを、一部スポーツ紙が報じた。
希林さんを長期密着取材し、昨年9月26日に「NHKスペシャル・樹木希林を生きる」として放送されたたドキュメンタリーに未公開映像を加えて再編集。希林さんの出演映画で昨年公開された「モリのいる場所」のプロデュースを手がけた吉田憲一氏が上映プロジェクトで動き、全国公開が実現したという。
「NHKで放送された際の視聴率は13.9%を記録。視聴者の関心の高さがうかがえました。見逃した希林さんのファンが、劇場に足を運ぶことになりそうです」(芸能記者)
希林さんといえば生前のインタビューなどで語った人生観や結婚観、仕事観がまとめられた「一切なりゆき樹木希林のことば」(文芸春秋)が大ヒット。出版取次のトーハンと日本出版販売(日販)が発表した今年の上半期のベストセラーランキングで両社とも1位を獲得した。
昨年12月に発売された同書だが、ランキングが発表された時点で発行部数は120万部を突破。また希林さんの関連本では「樹木希林120の遺言死ぬときぐらい好きにさせてよ」