くらし情報『ムクドリが大量死!次世代通信規格5Gはベルギーでは導入中止に』

2019年8月28日 06:00

ムクドリが大量死!次世代通信規格5Gはベルギーでは導入中止に

じつは欧米では、船瀬さんの危惧するような事例が相次いで報告されている。

【1】297羽のムクドリが突然死

昨年10月、オランダ・ハーグで駅前に設置した5Gのアンテナ塔から実験電波を飛ばしたところ、隣接する公園の木の枝に止まっていたムクドリが次々に墜落し、297羽が突然死した。

「鳥を解剖したが、伝染病といった疾患は見つからず、5Gのマイクロ波が鳥たちの心臓を止めたということでしょう」(船瀬さん・以下同)

【2】消防士が頭痛、不眠に

米国サクラメントの消防署では近くに5Gの基地局が設置されて以来、複数の消防士が頭痛や不眠に悩むようになった。

「彼らは別の消防署に異動したところ、症状が治まったそうです」

【3】ベルギーでは5G導入中止

ベルギーではもともと電磁波に対して厳しい基準が設けられており、現行のままでは5G導入ができないことから、携帯会社から規制緩和を求められていたが、環境大臣がその要請を却下。5G導入は事実上、不可能になった。

新たな電磁波の普及を前に「5G反対同盟」を結成した船瀬さんはこう語る。「便利になるかもしれないが、健康被害の検証はいまだ不明確。いまのスマホ機能は4Gで十分使える。
拙速に5Gに突き進まず、ベルギーのように一度立ち止まってみるべきではないでしょうか」

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