くらし情報『相続放棄も視野に入れるべし、“負動産”のリスク減らす心得』

2019年9月4日 11:00

相続放棄も視野に入れるべし、“負動産”のリスク減らす心得

■相続後の“負け幅”を小さくするために

【心得5】民泊での活用を検討してみるべし!

訪日外国人が訪れるエリアに実家があるという人は、「民泊」で固定資産税や公共料金ぶんを賄うという選択も。

「民泊とは旅行者が一般の民家に宿泊することや、そのサービスの通称です。海外からの旅行者の宿泊需要を満たす必要性が高く評価され、昨年には『住宅宿泊事業法(民泊新法)』が施行されました。都道府県知事への届け出や、専門業者への委託などが必要ですが、検討してみては」

【心得6】DIY賃貸で借り手のハードルを下げるべし!

DIY賃貸とは、借り主が費用を負担することで自分好みの内装工事を施して入居する賃貸物件のこと。

「誰も住まなくなった空き家をリフォームして賃貸にするには高額な費用がかかりますが、DIY賃貸ならその必要はありません。また、自ら内装を手がけて借りるくらいの借り主ですから家賃滞納のリスクも低くなります」

相続絡みの紛争で塩漬けになっている都心の空き家などにはもってこいだ。

「何より優先してほしいのは、実家の所有者である親が元気なうちの家族会議です。仮に、実家が明らかな負動産なのであれば、相続人全員で相続を放棄するという選択肢もありえるでしょう。

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