2019年9月7日 06:00
ブレーク真っただ中の横浜流星「ライバルは自分自身」
(撮影:網中健太)
ピンク髪の高校生役で脚光を浴び、今年一気にスターダムを駆け上がった。最新主演映画では、高校生の青春を繊細に演じている。ブレーク真っただ中の彼が、胸に秘める思いとはーー。
「10代のころは、周りと自分を比べて落ち込むこともあったんです。でもあるとき、そんなの時間の無駄だって気付いて。自分が今やるべきなのは、四六時中、役に向き合うこと。だから今は、ライバルは自分自身だと思っています」
そう語ったのは、横浜流星(22)。最近の活躍には、そんな意識の変化が関係しているのかもしれない。
「でも、まだまだ課題はあって。まずは柔軟性を身につけないと。僕、ものすごい頑固なんですよ。自分が決めたことは、絶対に曲げられない性格で。もちろん、それは自分のいいところでもあるんですけどね。ただ、度が過ぎると、きっとマイナスになっちゃうだろうから」(横浜・以下同)
主演映画『いなくなれ、群青』(9月6日公開)で、横浜が演じた謎の孤島で暮らす高校生・七草は、少し悲観的な青年だが、それは自身にも共通しているのだという。
「じつは、僕も結構ネガティブで。何事も悪いほうに考えちゃうというか。