金持ちでなくとも“不労所得”使っていない駐車場を収入に
安田さんによれば、主婦が「無理なく続けられて、1,000万円貯蓄できる」仕事とは、おもに「家から出ずに働く」「主婦力を生かした仕事」「財産を働かせる」の3つに分類できるという。ここでは「財産を働かせる」について、仕事選びのコツと心構え、そして注意すべき点を安田さんが解説。合わせて2人の実例を紹介。
■財産を働かせる
“不労所得”といえば、お金持ちのものというイメージかもしれないが、そうとは限らない。駐車場予約アプリ「akippa(アキッパ)」では、使っていない自宅の駐車場を、コインパーキングのように人に貸し出すことができる。
「たとえば月に1万円や2万円でも、コンスタントに加算していけるということは大きなメリットになります。車を手放して駐車場が空いた場合など、検討してみてもいいかもしれません」
【実例1】自宅駐車場を貸して労せず年収24万円増/Aさん・50代・専業主婦
「主人は会社員で年収600万円、私は50代の専業主婦です。自宅に駐車スペースが2台あり、1台は空いていたため、駐車場として貸し出せないかと考えていたところ、ネットで『駐車場予約アプリ』のシステムを知りました」
Aさんはこのシステムで、月額2万円ほどの駐車料金を得ている。