くらし情報『松重豊 夫婦円満の秘訣は「くだらない会話のキャッチボール」』

松重豊 夫婦円満の秘訣は「くだらない会話のキャッチボール」

(撮影:加瀬健太郎)

(撮影:加瀬健太郎)



「(映画初主演について)周りの方がいろいろおっしゃってくれるほど、そんなに本人は意識してないです。最近“バイプレーヤー”なんて呼ばれたりしますけど、その言葉自体、あのドラマ(『バイプレーヤーズ』’17年・テレビ東京)をやることになって、初めて認識したくらいで。だから、初主演になにか感慨がありますかって言われても、ないに等しいんですよね」

10代のころから役者を志し、キャリアを積み重ねて、芸歴はすでに30年以上。ヤクザや刑事、孤高にグルメを楽しむ輸入雑貨商など、幅広い役柄を演じてきた松重豊(56)が、映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』(10月4日公開)では、男の妊活に挑む小説家を好演。本作が映画初主演となる。

主役として現場で意識したことは?

「『孤独のグルメ』を続けるなかでも思ってるんですけど、現場のコミュニケーションが円滑に取れていることが、やっぱりいちばん大切なんじゃないかな。殺伐とした雰囲気には絶対したくなかった。昔は、監督さんが怒鳴り散らすようなこともたくさんありましたけど、そういうの嫌だなって思いながら育ってきましたしね」(松重・以下同)

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