2019年11月15日 15:50
雅子さま もっと国民の近くに!陛下と目指す令和の新スタイル
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天皇陛下のご即位を祝う「国民祭典」が開催された11月9日。皇居前広場には約3万人が集まった。天皇皇后両陛下は午後6時過ぎに正門石橋にお出ましになり、奉祝曲『Ray of Water』が、嵐の5人の歌唱とともに披露された。
演奏が終わると、目をうるませ涙をこらえながら拍手を送られていた雅子さま。
《大勢のみなさんが集まり、即位をお祝いいただくことに深く感謝いたします》
天皇陛下がお言葉を述べられたお隣で、雅子さまの右頬には一筋の涙が流れたーー。
翌10日には、即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」が実施された。パレードコースの沿道には、両陛下のお姿を一目見ようと幾重もの人垣ができた。そしてこの日のパレードでも目を潤ませていらっしゃった雅子さま。
青山通りの沿道の人垣が途切れる箇所にさしかかると、雅子さまはハンカチで涙をぬぐわれたのだった。
「両日とも、両陛下の国民へ寄り添う思いを強く感じました」
そう語るのは皇室担当記者。
「国民の祝福を受けて、雅子さまが流された涙は感動的でした。’03年12月から十数年の間、雅子さまは適応障害のためご公務に出席できず、国民と触れ合うこともままならない時期がありました。