激化するフリー女子アナの闘い 他分野挑戦も求められるように
元TBSでフリーの小林麻耶アナ(40)が来年1月に都内で上演される「罪のない嘘~毎日がエイプリルフール~」で初舞台を踏むと、26日に自身のブログで報告した。
人気脚本家で演出家の三谷幸喜氏(58)が96年に「劇団東京ヴォードヴィルショー」のため書き下ろした「アパッチ砦の攻防」が原作。あるマンションの1室をめぐって、元住人・現在の住民・近所の人らが入れ代わり立ち代わり出入りするコメディー。小林アナは母親役を演じるという。
小林アナはブログに《三谷幸喜さんの作品に出演出来ると聞いた時、あまりの嬉しさに飛び跳ねてしまいました》《情熱が溢れて出てきており、ワクワクが止まりません》と、初舞台に挑む心境をつづっている。
「フジテレビ系『痛快TV スカッとジャパン』で“演技デビュー”している小林アナですが、舞台はまったく勝手が違うし地方公演もある長丁場。挑戦を決意するには、かなりの覚悟必要だったでしょう。ただ好演を見せれば、今後は演技の仕事のオファーも入ることになりそうです」(芸能記者)
これまでNHK、民放各局、さらには地方局出身の女子アナが続々とフリーに転身してきた。
しかしテレビ各局の経費削減の影響からか、壮絶な“いす取りゲーム”が繰り広げられている。
「アナウンス業では、元フジテレビの加藤綾子アナ(34)が独り勝ち状態。現在もフジの夕方のニュース番組でキャスターをつとめています。それ以外だと元TBSの田中みな実アナ(33)が好調です。来月発売の初写真集に予約が殺到しているほか、女優業も好調です。彼女たちの座に割って入るとなると、今後のフリー女子アナは他分野への挑戦も視野に入れないと生き残れないのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
フリー志望女子アナは、局の在籍時に歌唱力などの“スキル”を身に着ける必要がありそうだ。
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