くらし情報『キャッシュレス時代の悲鳴、オートチャージに潜む“浪費の罠”』

2019年12月5日 15:50

キャッシュレス時代の悲鳴、オートチャージに潜む“浪費の罠”

キャッシュレス時代の悲鳴、オートチャージに潜む“浪費の罠”


今年10月から、消費税10%への引き上げと同時に政府の「キャッシュレスのポイント還元制度」がスタートした。現金払いよりもキャッシュレス決済のほうがメリットが大きいとされるものだが、「おトクだと思っていたら、なんだか出費が増えて気づけば家計がピンチ!」と、主婦たちから悲鳴の声も上がっている。

「対象店舗でスマホ決済やクレジットカード、電子マネーなどキャッシュレスで買い物をすると2〜5%が還元されるので、実質的には負担増ではなく、むしろ増税前より割安ということになります。ところが、キャッシュレス化の波に乗り遅れてはならないと、さまざまな決済方法に手を出してしまい、増税前より浪費が加速してしまった、という話をよく聞きます。現金を財布から出し入れするという過程が省略されたぶん、お金の管理が得意でない人にとっては散財してしまう機会が増えているという側面もあるのです」

そう話すのは、ファイナンシャルプランナーで、2人の子の子育て中の主婦でもある小沢美奈子さん。銀行口座やクレジットカードとひも付けして、キャッシュレスの残高が一定額を下回ると自動的にチャージされる「オートチャージ機能」には特に注意が必要だという。

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