2019年12月6日 15:50
「どうせ失効させるなら……」Tポイントで投資デビューできます
消費税増税に伴い、キャッシュレス決済でもポイント還元が行われています。これがテレビなどでも取り上げられ、今、「ポイント」に注目が集まっている。ポイントは現金に換えたり、ポイントのまま投資商品を購入することもできるという。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。
■せっかく貯まったポイントを投資で有効利用してみては?
’18年度に発行されたポイントは1兆8,930億円。’19年度は2兆円に迫る勢いで、拡大しています(’19年7月・矢野経済研究所)。
また、20〜69歳へのアンケートによると、ポイントを「よく利用する」方は54.7%。「ときどき利用する」も加えると、95%の方が利用していて、広く浸透したサービスだといえます(’18年9月NIRA総合研究開発機構)。
ただ問題は、せっかくのポイントを失効させてしまう方が多いことです。毎年、約3〜5割のポイントが失効しているとされ、キャッシュレス決済でのポイント還元政策でも、政府は4割の失効率を見込んでいます。
そんななか、ポイントの使い方の1つとして、「ポイント投資」が増えてきました。
ポイント投資とは、ポイントで投資商品を購入、運用すること。