2019年12月12日 15:50
中村玉緒 孤独死した長男の墓前に捧げた“涙のテキーラ”
12月4日、本誌が目撃した中村は悄然として……。
ジーンズに赤いニットのセーターという装いで、悄然と歩いていたのは女優・中村玉緒(80)。
本誌が彼女を目撃したのは、長男・鴈龍さん(享年55)の急逝が報じられた翌日の12月4日のこと。息子の墓参に向かおうとしているのだろうか、80歳のその背中はとても小さく見えた。全国紙の社会部記者は言う。
「鴈さんが急性心不全で亡くなったのは11月1日。連絡がとれないことを心配した知人が自宅を訪れたところ、鴈さんの亡きがらを発見したのです。
鴈さんは2カ月前から名古屋市で一人暮らしをしていたそうです。いわゆる“孤独死”で、警察は事件性はないとみています」
鴈さんは昭和の大スター・勝新太郎さん(享年65)と人気女優の中村の間に生まれ“芸能界のサラブレッド”として注目されていたこともある。将来のハリウッドでの活躍も視野に入れ、インターナショナルスクールにも通っていたのだ。故・若山富三郎さんの長男で、鴈さんのいとこにあたる俳優の若山騎一郎(55)はこう語る。
「日本公開前のエディ・マーフィ主演の映画『大逆転』のビデオを雄大(鴈さんの本名は奥村雄大)が、アメリカから取り寄せて、いっしょに見たことがありました。