くらし情報『iPS細胞で網膜再生 世界初の手術叶えた日本のキュリー夫人』

2019年12月16日 11:00

iPS細胞で網膜再生 世界初の手術叶えた日本のキュリー夫人

iPS細胞で網膜再生 世界初の手術叶えた日本のキュリー夫人


兵庫県のポートアイランドに位置する神戸アイセンター病院で、眼科医の高橋政代さん(58)が患者と向き合う。

「私の患者さんは、失明につながるような深刻な病状の方ばかりなんです。ですから、最初の説明がとても大切。おひとりに1時間以上かけることも多いです」

彼女にはトップ研究者としての顔もある。14年9月、目の難病患者にiPS細胞を使った網膜移植が行われ、成功した。この世界初のプロジェクトを率いたリーダーが、当時は理化学研究所(理研)にいた高橋さんだった。

ある教授は、その果敢な行動力から“ブルドーザーに乗ったサッチャー”と呼んだ。夫婦で研究者であることから、“日本のキュリー夫人”と呼ばれることも多い。

そんな高橋さんには、いつも心にひとつの信念があったという。だから今日も、多忙な中でも診療の現場にいることに、こだわり続けているのだ――。

京都大学医学部を卒業した直後、脳神経外科愛で研究者の夫、淳さん(58)と結婚した高橋さんは、夫のアメリカ留学決定と同時に自身もアメリカに渡ることとなる。到着したサンディエゴのソーク研究所は、世界中から脳の研究者などが集まる生物医学のラボだった。

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