“不死鳥”美輪明宏の抱負「来年はゆらりゆるりと参ります」
衝撃的だった“美輪明宏さん入院”の報。しかし、やはり美輪さん。本誌に「不死鳥のように蘇ります」と語った言葉どおり、よりパワーアップして戻ってきました。9月の脳梗塞入院から3カ月ーー美輪さんが2020年の抱負を語ってくれました。
■’20年はゆっくりと焦らず、自然の流れのままに
このたびは多くの方々から心配のお手紙やお電話をいただき、心より感謝申し上げます。でも、もう大丈夫。安心してください。私は不死鳥ですから(笑)。
’20年をどんな年にしたいか。私自身の希望は、毎年やってきましたお芝居やコンサートを続けながら、本を書いたりテレビのお仕事をしていきたい。
でも、今の心境は、“水の世は、波のまにまに風のまに、ゆらりゆるりと参りましょう”ーーです。高望みをして、うんと期待していると裏切られるし、そうかといって絶望的になる必要もない。
ひょっとしたらすべて希望どおりにうまくいくかもしれない……。
考えてみれば、今売り出したいと思うような、タレント志望のいい男やいい女は全国にたくさんいます。いっぽうで、そうは思っていても、売れないまま消えていく人たちもたくさんいます。
私の場合、デビューから70年近くかかりましたが、髪の毛を見せただけで、“あっ美輪さんだ!”と言われるくらいまで、“有名になる”というプラスを手に入れることができました。
これはすごく奇跡的なことで、ありがたいこと。普通だったらなかなか手に入らない恩恵を受けているわけですからね。
だから希望どおりにいかなくても、泣き言を言って、ぶつぶつ文句を言う筋合いではない、そう思っているのです。
’20年のテーマは“水の世は、波のまにまに風のまに、ゆらりゆるりと参りましょう”。ゆっくりと焦らず、自然の流れのままに参りたいと思います。
「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
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