紅白をぼっちで観て気づいた事 家族向け番組変える副音声の力
(イラスト:おおしまりえ)
みなさんあけましておめでとうございます!2020年のスタートが切られ、正月早々色んなニュースが飛び交っています。今年の年末はみなさんどんな過ごし方をしましたか?
筆者は約10年ぶりに家族とも恋人とも友だちともすごさず、一人自宅で静かに年を越しました。「ぼっちの年越しってちょっとさみしさを感じるかな」と思い、せめてタイムリーな話題に乗るために紅白歌合戦にチャンネルをあわせたところ……。「これ、凄い!」とNHKの執念を感じたのです。
■チャンネルは変えさせない!NHKの執念すら覚える演出
12月31日のチャンネル争いでの悩みはだいたい紅白歌合戦を観るか、「笑ってはいけないシリーズ(日本テレビ)」を観るかという判断です。若い世代だとテレビの前にいるときは紅白をメインにしつつ、演歌歌手が出たタイミングでチャンネルを変える……という柔軟な対応をする人が多いと思います。
今回もそうやって“いいとこ取り”して視聴しようと思いっていました。が、しかし、数年ぶりに観て思いました。
「チャンネルを変えるタイミングが無い!!!」と。
当然ながら出演者の構成は若い人向け(今話題のアーティストなど)