大河『麒麟がくる』ヒロイン門脇麦「役に影響されている」
(撮影:福田ヨシツグ)
「私自身も光秀がどういう人物なのか正直まだわからなくて、本能寺の変に至るまでどういう人生を歩むのか、そばで支えていく役として楽しみです」
戦国武将・明智光秀を描く大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK・1月19日放送開始)で、戦災孤児として初回から登場するのが門脇麦(27)演じる駒だ。
「駒は堺正章さん扮する医師の望月東庵先生の手伝いをしています。そして光秀(長谷川博己)と出会います。駒は明るくて前向きな女のコ。演じていると自分も明るくなり、すごく役に影響されているなと思います」
織田信長に仕える40歳まで、光秀の人生は史実がなく謎のベールに包まれている。しかし本作品は20歳からの光秀が登場する。また、大河ドラマには架空のキャラクターがしばしば登場するが、駒、望月東庵、そして、農民の菊丸(岡村隆史)もオリジナルキャラクター。
「本当にピンとこない3人組だと思うんですけど(笑)。
だからこそ説得力というか、リアリティを持たせないといけないので、そのあたりは気をつけて演じていきたいと思っています」
光秀とやがて行動をともにすることになる駒。光秀役・長谷川との共演の感想を聞くと。