せっかく貯めても衝動買いで台無しに…明確な貯蓄の目標を!
毎年のように「今年は貯金を頑張るぞ!」と思い立つものの、これまた毎年のように、気がつけば「三日坊主」に……。
そこで今回、家計再生の2人のプロに、1年間を通じて100万円貯蓄するためのポイントを教えてもらった。1人目は「やみくもに節約するのではなく、今のお金の流れを知って、整え直すことが大切」と語る、家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さん。そして2人目は、同じくファイナンシャルプランナーの山口京子さん。
ひと言で「100万円を貯める」といっても、できるのは「支出を減らすこと(=守りの貯蓄)」と、「今あるお金をフル活用すること(=攻めの貯蓄)」の2つだけ。「守りの貯蓄」のポイントとして横山さんが挙げるのは、まずはお金の使い道を把握することだ。
「今、自分がどれだけお金を使っているのか、お金の流れを知ったうえで、生活に必要な『消費』、無駄遣いの『浪費』、将来につながる『投資』の3つのモノサシでお金の使い方を振り返ります。そしてお金の“自分軸”を形成することができれば、1年間で100万円を貯めることも夢ではありません」
いっぽう、山口さんはすでにある貯蓄の一部を投資に回すという方法をオススメしている。