原知佐子さんシン・ゴジラ出演 特撮ファンからも追悼が続々と
女優の原知佐子さんが1月19日に、上顎がんのため逝去した。84歳だった。
原さんといえば、55年に新東宝ニューフェイスとしてデビュー。映画や舞台など幅広く活躍した。1970年代にはドラマ『赤いシリーズ』(TBS系)で、ヒロイン・山口百恵のイビリ役として存在感を発揮した。
「原さんは『赤いシリーズ』で、百恵さんのファンが激怒するほどの意地悪な役を熱演しました。ですが演技以外では多忙を極める百恵さんを気づかって、食事に誘うといった優しい面もあったようです」(テレビ局関係者)
最近の活躍では、映画『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』(’15)や『シン・ゴジラ』(’16)にも出演していた原さん。『シン・ゴジラ』では、背負われて避難する老婆役を演じていた。
「原さんの登場シーンはほんの数秒でした。そのため、エンドロールで原さんを発見した観客も多かったようです。注意深く探さないとわからないほどだったので、原さんを見つけようと再び観劇する人もいたようです」(映画関係者)
そんな原さんといえば、『ウルトラマン』シリーズを手がけた故・実相寺昭雄さん(享年69)がご主人だ。実相寺さんは円谷プロ制作の『ウルトラマン』や『怪奇大作戦』といった怪獣・特撮番組の監督として有名で、多くの映像作家たちに影響を与えた。
原さん自身も特撮番組に数多く出演し、実相寺さんが携わった特撮ドラマ『ウルトラマンティガ』(’96)や『ウルトラQ dark fantasy』(’04)などにも出演した。
「原さんは実相寺さんの作品に出演するいっぽうで、互いを詮索しない自由な夫婦関係でした。とはいえ、原さんはお墓参りには必ず行っていたそうです。実相寺さんは先祖を大切にする原さんに感謝していました」(前出・映画関係者)
しかし、’06年11月29日に実相寺さんは胃がんのため逝去した。
「当時、原さんは愛知県で舞台に出演していました。その間に実相寺さんの容体が悪化したようです。実相寺さんが永眠したことを確認すると、原さんは直ぐ舞台に戻ったと聞きました。原さんはその時のことについて、『舞台があったから気丈でいられた』と振り返っていました」(舞台関係者)
生涯にわたって女優魂を貫いた原さんに、追悼の声があふれている。
《マザラス星人やマノン星人役の…実相寺監督の奥様、原知佐子さん亡くなったのですか…ショックご冥福をお祈りします。》
《原知佐子さん。凛とした女性でした。実相寺監督が亡くなった後にもウルトラシリーズに出演されたりして嬉しかったです。
「シン・ゴジラ」にも出演。ご冥福をお祈りします》
《原知佐子さん 実相寺昭雄さんの奥さまであり、『シン・ゴジラ』やウルトラシリーズにも出演なさってた『ウルトラマンオーブ』最終回前編でも、「太平風土記」に纏わる大事な役を演じられておりましたね お疲れ様でございました》
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