くらし情報『麻丘めぐみ「左きき」人気も引退した真相「骨折でも歌えと」』

2020年1月27日 11:00

麻丘めぐみ「左きき」人気も引退した真相「骨折でも歌えと」

(当時の)アイドルは、トイレにもいかないと言われていた時代。取材もトークはなしで、撮影のみ。記事は、編集部がアイドルっぽく作ってくれるんです」

苦笑する麻丘さん。しかし昭和アイドルを取り巻く狂騒ぶりは、笑い事では済まないことも多かった。

「男の人と口をきいてはいけない、一人で出歩いてはいけない、などは序の口。男性アイドルは、ちょうど新規御三家の時代。五郎さんや秀樹さんと共演後、彼らのファンの女のコたちから、テレビ局に入るときに、頭にチューインガムを付けられたことも一度や二度じゃありません。いまだにトラウマで、セーラー服の集団を見るとウッとなるっていうか(笑)」

警察沙汰のこんな事件も。


「念願のお風呂付きの家に引っ越してすぐの時でした。2階の自分の部屋で目覚めたら、目の前に見知らぬ男の人の顔があって。ワーッと叫んだら彼は逃げたんですが、結局捕まった。しかし、事情聴取では、警察側から『あなたの評判も、ファンである彼の将来もあるから穏便に』と言われて、被害届も出せなかった。私の心の傷はどうなるのと思いながら、芸能人はつらいなぁと痛感していました。でも、それよりつらかったのは、やっと自分の力で買った家から引っ越さねばならなかったことです」

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