中井貴一 京都のタクシーで教えてもらった佐々木蔵之介実家
佐々木「僕は以前から地元の京都で仕事がしたいと思っていたんですよ。現代劇を京都で撮ったのはこの作品が初めてです。それが、うれしかったです」
中井「京都でタクシーに乗ったとき、目的地に向かう道すがら運転手さんが『ここ入ったとこ、佐々木蔵之介の実家ですわ』って教えてくれましてね(笑)。僕だとは気づかない様子なので、『ああ、俳優さんですよね』って返したら、『売れてまっせ』って(笑)。京都の誇りみたい(笑)」
佐々木「ありがたい話です(笑)」
中井「前作よりパワーアップしたところと言えば、マドンナ役で新たに広末涼子さんが参加された」
佐々木「ものすごく豪華になりました。なんてったって、僕らは“さえない骨董コンビ”ですから(笑)」
中井「でも、男っておぞましい生き物だなあってことがよくわかりました。現場で白い着物姿の広末さんにパッと立たれると、それだけで目がハートになって自然に口角があがっちゃう(笑)。そういうことって芝居にも大きく影響するんですよ」
佐々木「僕の妻役の友近さんと涼子ちゃんの対比も面白かったなあ」
「女性自身」2020年2月11日号 掲載
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