宍戸錠さん 埋まらなかった開との溝「あいつはダメだよ」
自宅全焼直後、本誌の取材に答える宍戸さん。
1月18日に虚血性心疾患で宍戸錠さん(享年86)。テレビや映画で見せる豪放磊落なイメージとは裏腹に、私生活では孤独を抱えていた。
「宍戸さんは’10年に妻の游子さん(享年77)と死別し、その翌年には愛犬のシェパードにも先立たれています。さらに、13年2月には火事で2階建ての豪邸が全焼。その後は、家賃12万のマンションでコンビニで買った商品を食べながら、毎日のように自宅でワイドショーを見ていたようです」(宍戸さんの知人)
いまわの際まで孤独な生活を送った父の死に、息子・宍戸開(53)は何を思うのか。逝去が報じられた翌日の22日、開はコメントを発表した。
《この度は突然の事で大変驚いています。俳優として、父親として、厳しい顔、優しい顔を持った父でした。本当に多くの事を学びました》
スポーツ紙記者は言う。
「開さんが結婚した’10年ごろから、2人は疎遠になったと報じられたことがありました。晩年まで修復することはなかったそうです」
開が通うスポーツジムの常連客はこう語る。
「ある日、開さんに気付いて『宍戸さんのファンです!』と声をかけたお客さんがいたんです。