朝ドラで注目浴びた毎熊克哉 強面も「怖い人演じるの苦手」
(撮影:木村哲夫)
NHKの朝ドラ『まんぷく』(’18年)で演じた眼光鋭い“塩軍団”のリーダー格・森本役で一気に注目を浴びた毎熊克哉(32)。その後も、ドラマ『Iターン』ではヤクザ役……と、その野性味のある風貌で強面を演じること多数。そんな彼が目下、初のラブコメ作品に挑戦中だ。
「オファーをいただいたときは、“自分で大丈夫ですか?”という思いとうれしさが入り交じっていました。これまで泥臭い役が多かったので」(毎熊・以下同)
ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系・火曜22時~)で彼が演じるのは、佐藤健扮する天堂浬と同期の医師・来生晃一。ドSの天堂とは真逆の“優男”で、毎熊にとっては新境地ともいえる役だ。
「役づくりは生活のなかから探っていくタイプで。今回はなるべく穏やかな気持ちで現場に入ろうと、毎朝鏡の前でニコッとしてから家を出ています(笑)」
撮影現場で談笑する顔を見ても、実に穏やかで柔和な印象だ。
「僕自身は優男なほうかもしれないですね。毒のあるタイプじゃないし、そもそも怖い人を演じるのは苦手で……(笑)」
30歳を過ぎて脚光を浴び、“遅咲きの大型新人”ともいわれる毎熊。地元・広島から上京し、専門学校に進学したときは映画監督志望だった。
「ハリウッド的なエンタテインメントを見て育ち、何もわからず憧れだけで飛び込みました。役者に転向したのは、演出がうまくできなくて、もっと芝居を知りたいと思ったのがきっかけで。でも、根底にはずっと映画がありますし、自分が面白いと思うものを役者という立場で作ることにシフトしただけです」
最後に、役者として目指したいものとは?
「あまり安定したくないなあと思います。年を取れば、あったものを失ったり、逆に新たな要素が増えたり……と変わっていく。だったらいつも、できるかな?と不安を感じていたほうが面白いかなあと思って。
どんな瞬間も次はないんだという思いで芝居をしたいですね」
「女性自身」2020年2月11日号 掲載
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