くらし情報『「愛子天皇」実現のカギ握るのは自民党の女性天皇賛成派か』

2020年2月8日 11:00

「愛子天皇」実現のカギ握るのは自民党の女性天皇賛成派か

(C)JMPA

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「女性天皇容認の是非といった安定的な皇位継承のあり方について、国会は政府に対し『速やかな検討と結果の報告』を求めています。安倍政権としては、検討結果を何らかの形で国会に報告をしなければなりません。ただ現時点では“男系維持”が既定路線の結論だといわれています」

そう語るのは政治部記者。マスコミ各社の世論調査でも女性天皇容認への賛成は8割以上となっている。国民の大多数が女性天皇の誕生を望んでいるにもかかわらず、皇室典範の改正はなかなか実現しないままだ。

安倍首相はかつて『文藝春秋』(’12年2月号)への寄稿で《皇室の伝統と断絶した「女系天皇」には、明確に反対である》と主張していた。

「そんな安倍首相も、最近は『女性天皇に反対』とは明言しなくなりました。憲法改正を究極の目標とする安倍首相は、国民の支持を失うことを非常に恐れています。
女性天皇の問題は、できるだけ結論を先延ばししたいというのが本音のようです」(前出・記者)

2月1日にも共同通信が、皇位継承策の議論について「政府内で対策案提示の見送り論が浮上していることが分かった」と報道している。

対する野党は、立憲民主党と共産党が女性天皇・女系天皇ともに容認。

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