2020年2月12日 19:12
和田誠さんに「キネ旬」特別賞 映画監督にも活かされた画力
授賞式には和田さんの妻で料理愛好家の平野レミが代理出席。
昨年10月に逝去したイラストレーター・和田誠さん(享年83)が2月11日、雑誌『キネマ旬報』主催の「第93回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式で特別賞を受賞した。特別賞とは「映画の素晴らしさや愉しさを広く伝え、多くの映画ファンを育てた功績に感謝をこめて」与えられる賞だ。
各メディアによると、授賞式には和田さんの妻で料理愛好家の平野レミさん(72)が代理で出席。レミさんは和田さんを「映画ばかり観ていた」と振り返り、「もう少し長く生きて賞を頂ければ最高だった」と偲んだという。ネット上では、和田さんに思いを馳せるレミさんの姿に感動する人々が――。
《平野レミのインタビューが素晴らしすぎて泣いた 本当すてきだった…》
《和田さんの話をする、平野レミさん。
ずーっと上を見ながらのお話。涙。涙。頑張って欲しい》
《いい話だ。普段、TVで明るく快活に話される平野レミさんを知っているだけに、余計にグッとくるな》
イラストレーターや作家としてだけでなく、映画界でも活躍していた和田さん。84年に監督・脚本を担当した映画『麻雀放浪記』は、19年に『麻雀放浪記2020』(白石和彌監督)