座席倒しを後ろからパンチされ続け…女性が怒りの告発
飛行機や列車における座席のリクライニング機能は、時にトラブルの元となる。ある女性がTwitterでシェアした動画が物議を醸している。
ウェンディ・ウィリアムさんは先月31日、アメリカン航空ニューオーリンズ発シャーロット行きの便に搭乗した。上空で座席を倒すと、後ろに座っていた男性が「食事をしているから席を上げてくれないか」と頼んできたため従った。その後、彼の食事が終わったのを見計らってウェンディさんが再びシートを倒すと、男性がイライラしたように彼女のシートを殴り始めたという。ウィリアムさんはスマートフォンを取り出しその様子を撮影。Twitterに投稿されたこの動画を見ると、大柄な男性がシートを何度も拳で押しており、ウィリアムさんの体がガクガクと揺さぶられているのがわかる。
彼女の怒りの矛先は、この男性だけではなくCA(客室乗務員)にも向けられている。
CAを呼んで原状を訴えると、このCAは目を丸くし、後ろのスペースが狭くなっていることを気遣って男性にお酒をサービス。そしてウィリアムさんに動画の撮影を止め、消去するよう要求したという。この対応にウィリアムさんは激怒し、アメリカン航空に彼女を解雇するよう求めている。しかし、男性の席は最後列でシートの真後ろは壁。動画を見ると、確かにかなり窮屈そうに見える。
ウィリアムさんはゴシップサイトTMZのライブ番組に出演し、FBIへの告訴も視野に入れていると発言。また、アメリカン航空は今回の件について謝罪の意を伝えてきたが、男性をかばったCAの責任までは認めていないという。
Twitterのリプライ欄は、「この男性はリクラインできる席を予約するべきだったね」「子どもっぽいやり口だ。
大人になれ」と男性を咎める声と、「彼は最後尾でリクラインできないのだから、1時間のフライトぐらいあなたが我慢するべきだったと思う」とウィリアムさんにも非があるとする意見で割れている。
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