2020年2月14日 20:54
ハリポタ施設の乱立、勝算は?USJ、としまえん跡地、赤坂も
2月13日、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が2022年夏からTBS赤坂ACTシアターで無期限上映されると発表された。
『ハリー・ポッター』シリーズ(全7作、静山社)の原作者J.K.ローリングが、脚本家のジャック・ソーン、劇場監督のジョン・ティファニーらと考案した舞台作品。2016年ロンドンでの公演を皮きりに、世界各国でロングラン中だ。物語は、小説『ハリー・ポッター』シリーズの19年後を描く。原作既出キャラクターのほか、ハリーや同級生のドラコ・マルフォイの息子たちが登場する。
『ハリーポッターと呪いの子』がアジア圏で上演されるのは初めて。キャストは日本人を予定しているという。
また、今回の上演は期間を設けない“ロングラン”が前提だ。
本作のためにTBS赤坂ACTシアターは2021年より改修工事をはじめ、ハリー・ポッター専用劇場へと生まれ変わる。
しかし公演の封切以降、国内には複数の『ハリー・ポッター』関連施設が乱立することになる。2月3日の報道によると、遊園地「としまえん」跡地で2023年春をめどに『ハリー・ポッター』シリーズのテーマパークが建設される計画だ。また大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)