成田凌 快進撃止まらぬワケ…業界評価押し上げた1年前の転機
俳優の成田凌(26)が2月13日、「第74回毎日映画コンクール」の表彰式に出席。映画「カツベン!」で男優主演賞に輝いたことを受け、喜びを語った。
各メディアによると、成田は「お世話になった人の顔ばかりが浮かんできた。皆でもらった賞。感謝しかないです」と感激の面持ち。今後について「どんな役でも選ばずにチャレンジしていきたい」と意気込んだという。
また、祝福に駆けつけた周防正行監督(63)から「ここまでうまくなるとは思わなかった」とたたえられた成田。その陰には並々ならぬ努力があったようだ。
「成田さんは、無声映画の時代に一流の活動弁士を夢見る青年役。オーディションで選んでくれた周防監督の期待に応えるべく、クランクイン4カ月前からみっちりと活動弁士の練習を重ねていたそうです。その成果を十分に発揮できたとあって、感無量のようです」(映画関係者)
成田は昨年、「翔んで埼玉」「人間失格太宰治と3人の女たち」など5本の映画に出演。その演技が評価され、「キネマ旬報ベスト・テン」などの助演男優賞を受賞してきた。そして冒頭の「毎日映画コンクール」で初の主演男優賞を受賞するなど、快進撃は止まることを知らない。