槇原敬之変えた元社長との愛憎 27年前から交流もトラブル発展
最初に逮捕される前、槇原容疑者は“恋愛ソング”を多く手掛けていました。しかしA氏と仕事するようになってからは『世界に一つだけの花』に代表されるような、“人類愛”や“平和”を歌う方向へとシフトしていきました。そこにはA氏の“陰のプロデューサー”としての助言もあったようです」(前出・スポーツ紙記者)
槇原容疑者にとって、A氏はまさに欠かせない存在だった。ただ、いっぽうでは覚せい剤から逃れることのできない呪縛となっていたのかもしれない。ヒガノクリニックの日向野春総院長はこう語る。
「覚せい剤は、仲間がいるとやめにくいといわれています。互いに共感し合うことで、やめようという意志がなかなか湧いてこないんです。また仲間がいることで、売り手との接点も増えます。
すると自然と覚せい剤が身近な存在になっていくため、再犯につながりやすいのです」
そうした関係も、A氏の逮捕によって変わっていたようだ。前出のスポーツ紙記者が続ける。「槇原さんの所属事務所は、A氏について『逮捕の4日前に解任した』という内容の声明を発表していました。そのため、A氏は『槇原に裏切られた』と言っていたようです。一部では、槇原さんが別の男性と親交を深めていったとも報じられています。