医師警告「新型肺炎収束しても…東京五輪で再蔓延の可能性」
抵抗力の弱い高齢者の場合、感染が死につながる。ウイルスが流行している間は、極力、お見舞いは避けた方がいいかもしれない。
・病院:感染症を持った患者がくるため、当然リスクがある。すぐに病院に行く必要がなければ、無理して行くことはない。
だが、かといって部屋に閉じこもるのも考えものだという。
「高齢者で怖いのは、感染ばかりでなく、不安のためにいつまでも外出できないこと。東日本大震災のときも、若い人は遠隔地へ避難しましたが、高齢者は独居状態で家の中に引きこもり、高血圧や糖尿病が顕著に悪化しました」
一刻も早い収束が待たれるが、いったいいつごろになるのか。
「風邪やインフルエンザ同様に、冬に流行し、3月になって気温が上がってきたころから、収まり始めるのではないでしょうか。
しかし東京オリンピックが行われる8月、南半球は冬。新型コロナウイルスが南半球の国で流行している可能性がある。8月に感染者が来日し、再び国内で流行することも想定しておくべきです」